上司に恋しちゃいました
鬼の王子はあたしのブラウスのボタンを一つ一つ丁寧に外していく。


ここで抵抗したら、誰かに気付かれるんじゃないかと思って、あたしはされるがままだった。


外されたボタンが開き、レースのブラジャーが顔を出していく。


息を吸う度、胸が上下に動いて、自分の身体なのになんだかいやらしいと思った。


「フロントホックか。まるでこうなることを予想していたみたいだ」

「違っ……」


谷間に指を差し込まれ、前で留められていたブラジャーのホックを、ピンっと勢いよく外されると、両乳房が揺れるように現れた。

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