キャットレディー







「ありがとう」



ネネはそういうと深く深呼吸をした




「あのさ、まだ全部は言えないから少しずつでいい?」



「あぁ…

ただ、無理すんなよ」





そういって俺はネネの頭に手を置き
そっと自分の方へ体を引き寄せ
ネネの肩を抱いた








「この傷さ…」







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