キャットレディー









そう言ってネネは服をめくり上げ俺に傷口を見せた




「妹の彼氏に刺されたの」




妹の彼氏!?




俺にはまったくと言っていいほど
話の筋が見えなかった

けど、
ネネの顔がどんどん暗くなっていくのを見て

俺はネネの服を下げ




「無理すんなって言っただろ

言いたくねぇ事は言わなくていいから」




「大丈夫だから、聞いて」




そういってネネは俺の服の裾を強く握った















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