キャットレディー








「そんなにあたしに気使わなくて大丈夫だよ

それと、もう1つ話しいい?」




「おぉ」





「あんな重い話の後に、こんな話するのもあれなんだけどさ

ホントは、この家出たとき戻らないつもりだった

だから合鍵もおいてでていった

けど、できなかった」





ネネ顔を上げて俺の方を見てきた

自然に俺も体ごとネネの方を向く








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