キャットレディー







ネネを連れて俺は家のドアを閉めた



「ちょっと!

ドレスのままなんだけど!?

これ店から借りてる奴なんだからね」



ネネは店で、会った時の甲高い声とは一転して

いつものネネの声で言った



ネネは玄関から勝手に靴を脱ぎ家に入ると

元ネネの部屋を開けて俺の方を見た







< 184 / 226 >

この作品をシェア

pagetop