キャットレディー










「なんでだよ!?」


「だって、このお金はあたしが今までエリに世話になったお金じゃん

そのぐらい自分で払いたいし

そうじゃないとエリ相手にあたしはいつまでも頭が上がらないから」



真剣な目でネネがそういうから

俺は「わかった」以外言えなかった






「じゃああたし、帰るね」









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