キャットレディー




華奢な背中が俺の目に留まる



「なに?一緒に入りたいの?」




彼女が体をひねりこっちを向いて
あの子悪魔な笑顔で俺に尋ねる

その笑顔にあわてて
俺は風呂場から出た



「かっわいいー

別に一緒に入ってもいいのに」




風呂場からそういう彼女の声が聞こえた



再びリビングに戻って謎だらけな
彼女の事を頭の中で整理した






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