キャットレディー






そのさきには
少し血のついたポケットナイフが見えた






「てめぇ!なにしてんだよ!」




俺はナオミの胸倉を持ち無理やり立たせた




「うぅ・・・ごめんなさい。

本当はアキラをちょっと脅すつもりだったのに・・・

あの子が居るから・・・つい・・・」




ナオミは泣きじゃくりながら謝ってくる





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