キャットレディー





俺はそっとネネに近寄り後ろから抱きしめた




「ネネ。ごめん」

「…ないで…さわらないでよ!近寄らないで!」



そうネネが叫ぶ



俺はあわててネネから離れた




「ごめん」





それ以外言葉が何ひとつ見つからない




「なぁ、ネネ・・・」



「しゃべらないで」





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