キャットレディー








俺は救急箱を片付けに行き

キッチンに行って夜ご飯を作り始めた




その間もネネはなにも言わずに
下を向いてうずくまっていた



出来た料理をテーブルに持って行き

テーブルを挟んでネネの向かい側に座った




「ネネ食べな、まぁ、ネネが何嫌いかとかわかんねぇけどさ

血流したんだし、食べねぇと血足りなくなるぞ」





俺がそういってもネネはまだ黙ったままだった









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