キャットレディー







「襲うぞ」


「それはヤダ」


そう、小悪魔笑顔を見せて言った





「けど・・・



怖いから…一緒に寝て」





いつもの強く低い声ではなく

か弱くカワイイ声でネネは言った




まぁ、俺の勝手な思い込みだろうけど

このとき俺は初めてネネの
弱い部分を見たような気がした





「わかった」




俺はそういってネネの手を引いて
ベッドルームに向かった








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