キャットレディー
ほんのり色づいたピンクの頬が
ネネを素ッピンでも余計に可愛く見せる
そしてまた、ちょこんと俺が座っている
ソファの横に座ってきた
「どれから飲もっかなぁ~」
そういいながらネネは並べてある
酒を手に持ちながら選んでいた
ネネの無邪気な顔からはさっきの
寂しそうな雰囲気はまったく見えなかった
俺の勘違いか!?
いや、けどさっきは絶対にそんな雰囲気だった
心の中にモヤモヤが残るけど
変に雰囲気を下げる事もできねーし
今は、きまぐれなネネにあわせるしかねーか
そう心の中で決意した