花咲く季節に【完】

キンモクセイ


キンモクセイ


キンモクセイの
花の香りは私の初恋
私の忘れられない初恋



キミはキンモクセイが
好きだった。
私は、そんなキミを
好きになったんだ



キンモクセイの木は
いつも、私たちを
見守ってたたずんていた校庭の隅の方で



キミと初めてキスをした時もキンモクセイの木の下だった


いつもどんな時も
私たちの近くに
キンモクセイの木が
あった


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