夏空




「さすが康助ナイス!!」


後ろを振り向くと、唯ちゃんはそういいながら親指を立てていた。


(そっか…彼氏だもんね)


私の為で無かったことに気付くと、突然恥ずかしくなった。


そして、唯ちゃんのことが嫌いになった。


―――唯ちゃんさえ、いなければ……―――


そんな気持ちが湧いてきた。







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