王子様orお姫様 ~お姫様の正体は王子様!?~
 みやびの顔は真っ赤。

「ひ、ひひひひ光!?」

 おっ!ちゃんと呼び捨て。

「光あんたみやびになんてことするの!」

 美里うるさい。

「いいじゃねーか付き合ってんだから」

「たしかにそうだけどー!」

 美里はそう言ってため息をつき「もうい
いや」と言って諦めた。

「あたしは大丈夫だよ美里?むしろ嬉しい
くらいだから・・・!」

 みやびは自分がどれだけ恥ずかしいこと
を言ったか後に気づいて自分の口を両手で
隠した。

 そうされると意地悪したくなる。

「そんなに嬉しかったのか?それならそれ
以上のこともしちゃう?」

 俺がそう聞くとみやびは顔を赤く染め
た。

 そういえばみやびの隣から殺気が・・
・。

 殺気をだしているのはもちろん美里。

「美里、お前の殺気分かりやすくてこわぇ
んだよ」

「あんたがそんな変態だとは思わなかった
わ・・・」

 俺は変態じゃねーよ!

「これからあんたのこと変態って呼ぶか
ら」

 

  
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