王子様orお姫様 ~お姫様の正体は王子様!?~
《美里サイド》
「いってらっしゃーい」
みやびがそう言うとあたしは走って光の
ところに行った。
あたしは部屋の前まで来て一度立ち止ま
り目を瞑った。
これはあたしの癖、気合を入れる時や不
安なときにやる。
そしてあたしはゆっくりと目をあけてド
アを開けた。
「光・・・」
「美里?」
「あのさぁーさっきはごめん」
あたしの声はすごく小さかったと思う。
「いや、俺こそごめん」
「光は悪くないよ、悪いのはあたし」
「だよなぁー」
え?
「俺、悪くないよなー」
なにその変わりっぷりは!?
「光も少しは悪いよ」
「今悪くないって言ったじゃねーか」
「そうだけど、光も悪いの。そもそも光は
鈍感すぎんのよ」
自分の気持ちに気づかなかったあたしも
鈍感だけど・・・。
「なんでその話になるんだよ」
「だってぇー光るが・・・」
「俺が何?」
あたしは何言おうとしてるんだ。つうか
あたしのキャラ変わってる気がする。
そんな事を思っていると光の目が一つの
方向を見ていることに気づいた。
「光どうしたの?」
「う、後ろ」
「え?後ろ?」
そう言ってあたしが後ろを振り向くと、
そこには、
「みやび」
さっきまであたしが相談をしていたみやび
がドアの前に驚いた顔で立っていた。
「光ちゃんって本当は・・・」
「みやび違うのこれは・・・」
あたしは必死だった。
やばい、バレる。
「光ちゃんって本当は男っぽい性格だった
んだー」
え?
「もう一回言って」
「だからね光ちゃんって本当は男っぽい性
格だったんだーって、それがどうかした?」
よ、良かったー。
「いや、何でもないよ」
「2人が隠してた事ってこれだったんだね」
「そ、そうそう。誰にも言わないでね」
まー性格のことも秘密だったんだけどね。
「秘密ですよ」
光はいつもどうりに言った。
「光ちゃんいいよさっきみたいな口調で」
「ああ」
今日はとんでもない一日だった。
「いってらっしゃーい」
みやびがそう言うとあたしは走って光の
ところに行った。
あたしは部屋の前まで来て一度立ち止ま
り目を瞑った。
これはあたしの癖、気合を入れる時や不
安なときにやる。
そしてあたしはゆっくりと目をあけてド
アを開けた。
「光・・・」
「美里?」
「あのさぁーさっきはごめん」
あたしの声はすごく小さかったと思う。
「いや、俺こそごめん」
「光は悪くないよ、悪いのはあたし」
「だよなぁー」
え?
「俺、悪くないよなー」
なにその変わりっぷりは!?
「光も少しは悪いよ」
「今悪くないって言ったじゃねーか」
「そうだけど、光も悪いの。そもそも光は
鈍感すぎんのよ」
自分の気持ちに気づかなかったあたしも
鈍感だけど・・・。
「なんでその話になるんだよ」
「だってぇー光るが・・・」
「俺が何?」
あたしは何言おうとしてるんだ。つうか
あたしのキャラ変わってる気がする。
そんな事を思っていると光の目が一つの
方向を見ていることに気づいた。
「光どうしたの?」
「う、後ろ」
「え?後ろ?」
そう言ってあたしが後ろを振り向くと、
そこには、
「みやび」
さっきまであたしが相談をしていたみやび
がドアの前に驚いた顔で立っていた。
「光ちゃんって本当は・・・」
「みやび違うのこれは・・・」
あたしは必死だった。
やばい、バレる。
「光ちゃんって本当は男っぽい性格だった
んだー」
え?
「もう一回言って」
「だからね光ちゃんって本当は男っぽい性
格だったんだーって、それがどうかした?」
よ、良かったー。
「いや、何でもないよ」
「2人が隠してた事ってこれだったんだね」
「そ、そうそう。誰にも言わないでね」
まー性格のことも秘密だったんだけどね。
「秘密ですよ」
光はいつもどうりに言った。
「光ちゃんいいよさっきみたいな口調で」
「ああ」
今日はとんでもない一日だった。