王子様orお姫様 ~お姫様の正体は王子様!?~
《みやびサイド》
 あたしは教室に入り席に着いた。そして
早速後ろの子に話しかけ、友達作りを始め
る。

「あたし姫野みやびこれからよろしくね」

 あたしは満面の笑みで言った。

「あたしの名前は柊美里こちらこそよろし
くね」

 美里ちゃんはすごく可愛かった。
あたしより高い身長、すらっとした足、モ
デルみたい。

「ねぇ美里って呼んでいい?」

「いいよ、それならあたしもみやびって呼
んでいい?」

「うん、いいよ!」

「突然だけどみやびは彼氏とかいるの?」

「えっ?」

 本当に突然だったのであたしはびっくり
した。

「いないよ~美里こそどうなの?」

「あたしもいないよ~」

 ちょっとびっくり美里こんなに可愛いの
に彼氏いないんだ~。そう思った瞬間ドア
が勢い良く開いた。あたしはドアのほうを
見たらそこには朝あった美少女が居た。

「あっ!光ちゃん」

「姫野さん?」

「同じクラスだったんだね!」

 なんかすごく嬉しい。

「そうみたいですね。」

「席はどこ?」

「そういえばまだ確認していませんでし
た」

「光はみやびの隣だよ」

 えっ?いきなり呼び捨て?

「美里は光ちゃんとどういう関係?」

「光はあたしの幼馴染」

「そうなんだ!」

 なんかそんなイメージないな~。

 こんな話をしていると先生が来た。

「みんな来てるな?俺はお前らの担任にな
った黒崎良哉だ。ちなみに年は27だ」

 若っ!

「それじゃー今から体育館に移動するぞ」

そしてあたしたちは体育館に移動し、いよ
いよ入学式が始まった。





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