王子様orお姫様 ~お姫様の正体は王子様!?~
《光サイド》
あ~だり~。つうか校長の話長いし。な
んか眠くなってきた。
今は入学式最中、にもかかわらず隣で寝
ている奴がいた。その隣の奴とは姫野だ。
俺でも寝ないようにしてるのにこいつは
すやすや寝やがって。
俺は姫野の寝顔を入学式が終わるまでず
っと見ていた。
入学式が終わり教室に戻ると美里が話し
かけてきた。美里は俺が男だって事は知っ
てる。
「光、忘れてないでしょうね、あんたがこ
こに入学した理由」
「忘れてねーよ、つうか忘れるわけないじ
ゃん」
そうだよ忘れるわけねーじゃんか。
「そうだよね、忘れるわけないよね」
こんな話をしていると姫野が自分の席に
戻ってきた。
「ただいま戻りましたー」
「元気だねみやびは」
急に何言い出すんだ美里は。
「どうしたの?美里」
「ううん、なんでもないちょっと疲れた
だけ」
「大丈夫ですか、少し顔色も悪いです
よ?」
「うん、大丈夫だから」
なんか本当に心配になってきた。
「保健室に行きましょう」
「だったら寮に行ったほうがいいんじゃ
ない?」
「えっ、寮?」
寮とはどういう事だ?
「どうしたの光ちゃん?」
「いや、何でもありません」
意味が分からねぇー。そんな話聞いてね
ーぞ。
「本当に大丈夫だから、それに多分もう少
しで終わると思うから」
「おい!寮とはどういう事だ」
俺は姫野に聞こえないくらい小さい声で
聞いた。
「黙っててごめんでもしょうがなかった
の!詳しい事は後で話すから」
「ああ、分かった」
俺は疑いの目で美里を見た。
あ~だり~。つうか校長の話長いし。な
んか眠くなってきた。
今は入学式最中、にもかかわらず隣で寝
ている奴がいた。その隣の奴とは姫野だ。
俺でも寝ないようにしてるのにこいつは
すやすや寝やがって。
俺は姫野の寝顔を入学式が終わるまでず
っと見ていた。
入学式が終わり教室に戻ると美里が話し
かけてきた。美里は俺が男だって事は知っ
てる。
「光、忘れてないでしょうね、あんたがこ
こに入学した理由」
「忘れてねーよ、つうか忘れるわけないじ
ゃん」
そうだよ忘れるわけねーじゃんか。
「そうだよね、忘れるわけないよね」
こんな話をしていると姫野が自分の席に
戻ってきた。
「ただいま戻りましたー」
「元気だねみやびは」
急に何言い出すんだ美里は。
「どうしたの?美里」
「ううん、なんでもないちょっと疲れた
だけ」
「大丈夫ですか、少し顔色も悪いです
よ?」
「うん、大丈夫だから」
なんか本当に心配になってきた。
「保健室に行きましょう」
「だったら寮に行ったほうがいいんじゃ
ない?」
「えっ、寮?」
寮とはどういう事だ?
「どうしたの光ちゃん?」
「いや、何でもありません」
意味が分からねぇー。そんな話聞いてね
ーぞ。
「本当に大丈夫だから、それに多分もう少
しで終わると思うから」
「おい!寮とはどういう事だ」
俺は姫野に聞こえないくらい小さい声で
聞いた。
「黙っててごめんでもしょうがなかった
の!詳しい事は後で話すから」
「ああ、分かった」
俺は疑いの目で美里を見た。