甘い夜


「ねぇ、龍?」

「ぎゅーってして?」

私がめったに言わない言葉。
だって恥ずかしいんだもん。

「凛がそんなこと言うなんて
めずらしいじゃん!」

そう言いながら龍は
大きな腕で私を包み込んでくれた。

私、龍の腕の中大好きなんだ!!
すごーく安心するの。
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