空唄 ~君に贈る愛のうた~
深く1度息を吐いて、また吸う。

音楽がはじまる合図。


《あの夏の日に、ぼくら出逢った
まぶしすぎる太陽の下(モト)
ぼくなりの愛の言葉、音にのせ
君を描くよ

はじめから叶わない
恋だとわかっていた
でも 溺れずには
いられなかったの

君に出逢えて ぼくは
しあわせだったよ
ちゃんと全部
伝えられてたかな
時は移る
けれど、ぼくら一緒に
過ごした日々は
消えない 遥か

君が置いていった
「また逢おう」の言葉
今も忘れられず残っている
だから、ぼくは言うんだ
「さよなら」じゃなくて
「おかえり」を

君に出逢えて ぼくは
しあわせだったよ
ちゃんと全部
伝えられてたかな
時は移る
けれど、ぼくら一緒に
過ごした日々は
消えない 遥か

どんなに遠く 遠く
離れても
見えない 光
きっと繋がっている
例え、それが
空の上でも君に贈る
この愛のうた 届け》


君を想って作った歌。

私の想いをつめた歌。

ただ、君に


「届いてたらいいな」


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