初恋 ―約束。―
「夏鈴、今日一緒に昼ごはんたべよーよ♪」
萌がにこにこと笑いながら話しかけてきた。
「いいねっ!食べよー♪」
「俺も一緒に食べる」「僕もいいかな?」
萌は笑顔で、
「二人はだめぇ~♪あんな話やこんな話をするんだからねっ」
「…ぇっ!?そ、それってまさか…」
「そのま・さ・か♪しつっこく聞くから覚悟してねぇん♪」
「えーーっ…」
やっぱり…。
てか、なんでばれたんだろ?
みきには話してないし、告る…なんてしてないしっっ///
まさか、バレバレ…とか?
「んじゃーねっ!昼休み、迎えに来るからッ☆いなかったら承知しないぞ☆」
パチッとウインクして萌は違うクラスに帰って行った。
…最後の一言が怖い…。
絶対教室にいよっと…。