初恋 ―約束。―
「んじゃ、レッツごーっ☆」
ワイワイと賑やかな4人の少し後ろをついて歩くあたしと葉月。
「夏鈴」
「ん?」
ちゅっ!
「///!!!」
このキスは二人だけの秘密?
「何してんの!おいてくよ!」
少し遠くからみきの声が聞こえる。
「ごめん!今いく!」
「行くか。」
そういって手をつないで走った。
そんなあたしたち6人を空から夕日が照らしていた。
「うちの葉月をよろしくね」
そんな優しそうな女性の声が空から聞こえた気がした。