初恋 ―約束。―


じゃなくて!今は葉月の心配しなきゃ!


「ね、みき、葉月はどこ?」

「えーっと、103号室かな?」

「だね」


「じゃ、行ってくるッ」



あたしは駆け出した。



葉月が生きてたなんて…!


もうピンピンしてるのかな?

喋れるのかな?


ドキドキしながら103号室のドアを開けた。


ガラガラ…



「葉月っ!!来たよッ」



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