流れ星のカケラ【完】
「聖っ!!」
聖の名前を呼ぶと目が合った。
「あのね…。」
私は、バッグの中から黒い箱を取り出す。
「あの、今日1日付き合ってくれたお礼なんだけど…。」
私が差し出すと聖は受け取ってくれた。
「開けていいの?」
「うん。」
丁寧に、聖は黄色いリボンをはずしていく。
「これ…。」
「聖ってなんか''神聖''って感じでしょ?だから十字架のネックレスにしたの。星もちゃんとあるんだよ♪」
「優貴、ありがとな。」
「ううん。こちらこそありがとう。」
「優貴、これ…。」
聖は、私に黒い箱に白いリボンがされている物を渡す。
「誕生日おめでとう。」
「開けていいの!?」
「あぁ。」
聖、ちゃんとプレゼントくれた!
すっごく嬉しいよ。
何なのかな…。