流れ星のカケラ【完】
『いらっしゃいませー』
店員さんが店内に入ると私のところに来た。
『何名様ですか?』
「2名です。」
『かしこまりました。それではこちらへどうぞ。』
店員さんの後を着いて行く。
店員さんに案内されのは、窓際の席だった。
丁度風守駅が前方に見える。
風守駅に沿って、
いろいろなお店が並んでいるのがわかる。
『ご注文がお決まりになりましたらこちらでお呼びください。』
そういい残すと店員さんはレジの方に行ってしまった。
「遅いなぁ…。」
先に頼んじゃう?
でも、一緒に食べたいし…。
ドリンクバーだけでも頼んでおこうかな。
私は、そう思ってテーブルにおいてあるスイッチを押す。
押してすぐに、
さっきと同じ店員さんが来た。
『ご注文をどうぞ。』
「とりあえずドリンクバー1つで。」
お昼時なのにドリンクバーだけ頼むのはなんとも気が引けるけど、
誘った私が先に食べてるのはどうかなと思うし。
ほら、来たら2人でまた頼むんだしいいじゃん?
『かしこまりました。ドリンクバーはあちらにありますので。』
ペコリとお辞儀をして店員さんは他のお客さんのところに行った。