流れ星のカケラ【完】
「なぁ優貴。」
「何??」
「俺たちが屋上で初めて話した流れ星のカケラのお話があるだろ?」
「うん。それがどうかした??」
「もう少し、詳しく話す。聞いてくれる?」
「勿論!」
詳しくってどんな感じかな?
裏があったとか?
今なら、何の話でも聞ける。
私のワガママを聞いてくれたとかじゃなくて、
好きな人が私に話してくれるお話だから。
「途中からじゃなんだし、最初から話してもいいか?」
「うん。」
聖は、私が言ったのを確認して、
流れ星のカケラについて話し始めた。