流れ星のカケラ【完】
5章~恋のお勉強会~
「美奈っ!!」
「優貴~!!おはよ♪久しぶりだね。」
「うん!ココナツランド以来。会いたかったよぉ。」
今日から久々の学校。
こうして、自転車を美奈と2人で扱いで学校に行けるなんて久しぶりすぎる。
「優貴、ごめんね。あれ以来遊べなくて…」
まだまだ夏はこれからという感じで、蝉が鳴いている。
「ううん。美奈が載ってる雑誌は全部読んでたし!」
「本当!?嬉しい!ありがとう。それに、夏休みにほとんど撮ったから学校は毎日行けるよ♪」
「やった!!改めてよろしくね。」
「こちらこそ、よろしくね。」
話している間に星校の駐輪場に着いた。
「この駐輪場も久しぶりだね。」
「そうだね。」
本当に久しぶり。たった少し行かなかっただけで、なんか懐かしい気分になる。