流れ星のカケラ【完】
「あっ、優貴!」
「ほぇ???」
なんか、いつも呼ばれる声と違うような…。
なんで呼び捨てになてんのかな?
「俺のこと、呼び捨てでいいからさ。俺も優貴って呼んでもいい?」
「うん!じゃあ改めてよろしくね、悟!」
「おうっ!」
「私も、高瀬くんのこと呼び捨てでもいい??」
「別にいいけど。俺も呼び捨てにするよ。」
「うん♪」
神田くんのことは、これから悟って言うんだ。
なんか友だちみたいで嬉しいな♪
美奈も聖も、名前で呼ぶんだ。
なんか、嬉しい。
変なヤキモチとかないし。
「悟、いいの?呼び捨てになんかしちゃって…」
「なんで?俺たち友だちだろ?友だちなのに名字読みって嫌じゃね?」
「友だちでいいの!?」
「当たり前♪」