流れ星のカケラ【完】

自転車を必死に扱いでレメに向かう。

『いらっしゃいませー』

店内に入ると、クリスマスイブというのにあんましお客さんがいなかった。

『ご注文をどうぞ。』

聖、チョコだよね?でも、1つだけ?

「あの、チョコクラウンとイチゴのミルフィーユください。」

何選べばいいかわかんなかったから、私が1番好きなミルフィーユを頼んだ。

『かしこまりました。少々お待ちください。』

しばらくしたら、店員さんはケーキの箱を持って来た。

『こちらでよろしいですか?』

箱を私に見せてくる。

チョコケーキの上にホワイトチョコと普通のチョコと金箔で作られた大きな王冠の形をしたものがあるケーキといつも頼んでいるミルフィーユ。

「はい。」

私はそう言ってお金を払ってお店を出た。

ケーキを今度は持っているので、

ゆっくりと身長に自転車を扱ぐ。

家に着くまで、行きの倍時間がかかった。
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