流れ星のカケラ【完】
「優貴だぁ!!おはよー♪」
私が自転車を扱いでると親友の西崎美奈(ニシザキ ミナ)が自転車で来た。
美奈とは幼稚園の頃からの付き合い。
しかも、美奈と私は繋がってるのかなんなのかわからないけど
幼稚園の頃からずっと一緒のクラス。
今回も同じクラスだったらいいな…。
私は美奈のあいさつの返事をするためにコクンと頷いて笑う。
「クラス、また一緒になれるかなぁ??」
(きっと大丈夫だよ。)
「まぁ、なんだかんだいって今までずっと同じクラスだもんね。」
(うん♪)
私はまた美奈に向って笑う。
「笑った優貴がやっぱ好きだよ…。2人きり以外の時でもいつか優貴の笑顔が見れますように。」
私は美奈と2人きりの時以外は決して笑わない。
ずっと無表情のまま。
なぜかって??
私の両親は殺されたんだ。
そのときから私は声も、笑うこともできなくなった。