俺様男にご用心!?
「驚いてるようだね」

「はい・・・」

「君はもはや大学レベルなんだ
 だから君は高校じゃなく大学に行ってもらいたいんだ!」

「え、あ、はい・・・
 もし高校に行かなかったらどこの大学にいくんですか?」

「君が行く大学はアメリカの大学なんだ・・・」

「日本の大学には行けないんですか?」

「あぁ、君の頭はもはや東大レベル以上なんだ
 今すぐ返事を聞かせてくれとはいわない
 すこし考えてくれないか?」

「分かりました
 失礼しました」

俺は礼をしてから校長室をでた

{はぁ・・・そりゃぁ俺だって行きたいけど俺には美緒がいる
 もしこれを美緒にいったら何ていうだろうか・・・}

そう考えながら教室に行くと美緒が待っていた

「あ、来た来た!遅いよ~」

「ゴメン・・・」

「なんかあった?」

「ううん、別になんでもないよ!」

俺は美緒に心配させたくなくて明るく振るまった

「そっか!じゃあ帰ろう!」

美緒は俺の手を掴むと歩き出した

「ねぇ、明日ね・・・・」

俺は話をまったく聞かず頭の中は大学でいっぱいだった

「ねぇ、萩!萩!」

「え、何!?」

「やっぱりさっきから変だよ?どうかしたの?」

美緒の顔を見ると心配な顔で見ててだんだん騙しているようなかんじがして

俺は大学の話を言おうと決心した

「実は俺、大学にいくことになった・・・」

「え、それって世間一般でいうとび級?」

「そう・・・」

「萩それってすごいよ!名誉なことだよ!で、どこの大学に行くの?」

「実は・・・日本じゃないんだ
 ・・・アメリカなんだ・・・」

「えっ?」





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