俺様男にご用心!?
何日経ち俺らは卒業した

みんなすごく泣いていてた

でも俺は卒業式が終わるとすぐに美緒と一緒に帰った。

美緒といる時間を無駄にしたくなくて

「あのね、今日萩の部屋いっていい?」

「いいけど、何にもないよ?」

「いいの!萩の片付いた部屋が見たいから!」

「何それ!まぁいいけど」

「じゃぁ帰ったらすぐにいくね!」

そう言い美緒は家の中に入った

俺も部屋に行き何もない部屋を見渡した

残っているのは

ベッドとタンスと勉強机

もうそれしか残ってなかった

「おじゃましま-す」

ちょうど美緒が来た

「萩、入るね?」

そう言うと美緒が入ってきた

「わぁ~何もない!!」

「だから言っただろう?何もないって」

「でも最後に萩の部屋見たくて・・・」

「美緒・・・
 俺、絶対に戻ってくるから!
 絶対浮気するなよ!」

「しないよ!
 私は萩一筋だから
 でも最後の願い聞いてくれない?」

「何?何でも言って」

「あのね・・・・・
 最後にキスしてほしいの・・・
 だめ?」

「いいよ」

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