俺様男にご用心!?

蘭side

蘭side

あれから数日経ち社長室の隣の部屋で仕事をしている

しかし社長の呼び出しはハンパないがいつもくだらない命令ばかり

「お茶!」

と言えば

「お茶じゃなくてコ-ヒ-がいい」

だのくだらない事だが

「肩揉んで」

と言われ社長の所に行くとたくさんの書類があるので社長はすごいなといつも実感する
なので肩揉みはいつも時間をかけてする

社長は私の肩揉みが好きらしく、いつもしている途中で寝てしまっている

肩揉みが終わり社長を起こそうとする時いつも寝顔にみとれてしまう

長いまつげに

透き通った鼻

形のいい唇

とても綺麗な寝顔

そう思いながら社長を起こし部屋を出て行く

始めは私はコネで秘書になった感じがして余り素直仕事が出来なかったが

麻衣に秘書になった事を言ったらとても喜んでくれた

でも実力で社長に認められたかった事を麻衣に言ったら

「社長は十分蘭の実力を認めてくれてるよ!!」

そう言ってくれてちょっと気が楽になった

麻衣が言ってくれてからは出来るだけ社長の重荷にならないようにがんばろうと思った

今はちょっとずつでも笑顔で社長に接しようとがんばってます!

がんばれ!蘭!私ならできる!
< 9 / 18 >

この作品をシェア

pagetop