*ビターチョコレート*


そう小野崎の制服を力強くひっぱる




そんなあたしを小野崎は見下すように見る





「あぁ〜あのまっずいチョコ?あれ、兄貴にやった。


つうか、お前昨日勝手に帰りやがって!」





先に帰ったとかどうでもよくて・・・
あたしのチョコ!
やっぱこんな奴にあげるんじゃなかった!





「もう一生あげないんだから!てかほんとあんたなんかと関わりたくない。

あんたもあたしが嫌い。あたしもあんたが嫌い。

ちょうどいいじゃない。もうほっといて!」






そう言い捨て、教室をでると階段を駆け上がり、屋上へむかった






ほんとあんなやつ嫌い!
むかつくむかつくむかつく!





友達できないことちょっと気にしてたんだから!





ばかー!



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