*ビターチョコレート*
大和と別れて席につく
何が壁ドンだよ
そんなんで落ちるわけねえだろ。
俺は呆れながら大和のアドバイスを思い出す
そこにあいつが席に戻ってきた
あいつは携帯をギュッと握り締めながら相変わらずにやけている
「ねえ、小野崎??女の子にさなんて言われたらキュンってする??」
恥ずかしそうにそんなことを聞くあいつ
「そんなんお前みたいなブスに言われたって意味ねえよ」
そんな言葉しか出てこない
「ほんとひねくれもの!!あんたも本当に好きな人ができた時苦労するわよそんなんじゃ
」
「そう言えば!!今日放課後委員会の仕事あるから帰んないでよね??」
「は??めんどくせえ!!」
「文句言わないの!!私だって用事あるんだから!!さっさと終わらせて帰りたいの!!」