*ビターチョコレート*
一人になった教室
外から部活動の声が聞こえてくる
その時ブ――――っとあいつの机の上の携帯がなった
横目で携帯を見る
そしてあいつの嬉しそうにメールを打つ姿を思い出す
俺はそっと携帯に手を伸ばした
その時ガラッと教室のドアが開いた
やべっ!!そう焦ったけど遅くて携帯は手に持ったまま
「ちょっとー何人の携帯持ってるわけ??」
「ブーブーうるせえからだよ。メール来てたみたいだけど俺が返してやろうか??」
俺は立ち上がり、携帯を開こうとするとあいつは俺に駆け寄り奪い返そうとする
「ちょ!!やめなさいよ!!」
俺は携帯を手にもっち上にあげた
あいつはぴょんぴょん跳ねながら携帯を取ろうとする
「早く返しなさいよ!!メール先輩からかもしれないでしょ?」
そんな言葉にいらっっとし、あいつを壁に追いやりあいつの顔の横に手をついた
そしてあいつの顔が目の前にある
自分でやっときながら心臓が爆発しそう
これが壁ドンってやつか