〜雄獅の過去and未来〜
夜露死苦!!
『チビ、あたい等の仲間にならねーか?』
『…は?』
間抜けな声が出た。
だって思いもよらない言葉だったからな!
予想外の展開だった。
『チビ、お前1人で寂しいんだろ?』
なんで分かるんだろう…
とっくに凍り付いていた感情に輝<ヒカリ>が射した。
でもまだこの人達を信用する事は出来ない。
俺は人を信じるってことを忘れていたから。
俺が喧嘩腰に睨んでいると
『そう睨むなよ!無理にとは言わないから。
でもこれだけは言う。
絶対裏切ったりしねー。』
…本当だろうか。
俺は無意識に睨む目の力を弱めていた。