〜雄獅の過去and未来〜
出てから。
牢獄生活は案外短かったかも。
まいってたけどな?笑
牢屋から出てきた俺はそんな事を考えながら漆黒に戻る。
俺は皆から出迎えてもらった。
『まだ俺の場所残ってた…良かった。』
とか言ってると
『当たり前っすよ!!雄獅さん以外にトップがつとまる奴は居ませんから!!』
そうか…とか安心しながら俺の席のもとへ行く。
俺は椅子を見るとニコニコ椅子に座っていた珠夏が思い浮かんだ。
また、急に孤独さが込み上げてくる。
冷静の糸が切れた。
『珠夏ーーーーーーーーー…』
俺は無意識に叫んでいた。
周りは驚いているときに1人の男が俺のもとへきた。
コイツは鬼崎 零<オニザキ ゼロ>たった1人の幼なじみである。
身長は俺より少し高くて、髪はハニーブラウン、女たらしなのがたまに傷だ。
『雄獅…今度お前に行為を寄せてるオススメガールに逢ってもらえねぇか?』
『あ゙?』
俺には珠夏しか居ねぇぞ?
『珠夏ちゃんも向こうで安心できないだろうから女をつくれ!!』
『あ゙あ゙?』
更に機嫌が悪くなる俺に
『一応逢ってみろ!お前をきっと分かってくれるから。またな!!』
それだけを言うと零は逃げるように立ち去った。
『俺を分かってくれるから逢えって…嘘だろ?』
とか考えながら昔のようにバイクで爆走する。
珠夏が嫌がるからやめてた。