絶対読むな
死を受け入れたあたし。






なのに。






またもや母はとんでもないことを言ったのだ。










「たくまくん、えりなんかにキスされたんだって? 可哀想に・・・。この馬鹿殺したら私が綺麗にしてあげるからね」







ブチン。





堪忍袋の緒が切れた。






実際は頭の血管が切れた音かもしれないがとにかく。






あたしをブチ切れさせるには十分の一言だった。




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