野球部彼氏



「……私………自惚れてたな……はは………っ……」


私は頬を叩く。


「痛い………夢じゃない………っ……」



現実なんだ。



試練………
そんなのいらない。



もう……嫌………
なんで、――――



岡田……
岡田……


私、好きなんだよ?
好きすぎて……


岡田……
私ね………


「大好き」


こんなに、想ってる。
重いかもね私。



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