野球部彼氏




「うざっ………」


千秋は購買で買ったパンを食べている。


「千秋は呑気ね」


宮永百合はため息をついた。


「おい」
「………岡田先輩………」


岡田を見て、さっきまでの事は考えないようにした。


「ちょっと、来て」
「はい♪千秋待ってて!」


宮永百合は岡田に呼ばれるなんて思わなかったのだろう。

上機嫌でついていった。



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