野球部彼氏



裾を掴んだのにも岡田は驚いたが、それ以上に……………美紀の目から涙が一つ………一つ流れ出した。



「お………だ………行かないで………」



寝言なのか本気なのか分からない岡田は耳を赤くした。



服もみだれていて、岡田はきちんと直した。



意外にも柔らかい肌が岡田を驚かせ、赤くさせた。



「っ………はぁ……先生……早くきて………」


それを願うばかりだった。



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