こ・い・び・と
いきなり、美奈の足が
止まった―――
「美奈??どうしたの??」
「何でもないよっ。いや、なんか違う道から帰りたくなったの。」
「何で??あっちになん……かって、雪夜??」
そこにいたのわ、
雪夜と………
雪夜の腕に絡み付いて、まぶしい笑顔を見せてる女の子がいた。
あたしと、正反対で、可愛くてふわふわしてる…
前にもこんな感情
あったなぁ?
そんなことより、あたしが一番ショックだったのわ……