舞い誇る華
「あれ? あんたは昨日の…」
そこには、藤堂と昨日とは全く違う出で立ちの雛菊が立っていた。
「平助ー 何で一緒にいるわけ?」
以外と言う顔で一緒にいる理由を聞く。
「ああ まだ食堂に来ない隊士達を呼びに行くって言うから案内役として一緒に来たんだ」
「 ここ迷路みたいで広いじゃないですか
迷っちゃいそうなんで頼んで来てもらったんですよ」
藤堂の後に雛菊も笑顔で話す。
黙って聞いているが永倉は面白くないといった顔をしていた。
「そういえば 雛っ
お前の相方は? それにどうしたんだよ その頭ー」
「相方ってお笑い芸人じゃないんですからー 藤歳は今から呼びに行くところなんですよ
髪はこの時代風にして目立たないようにしてみました♪」
茶髪は目立ちますからね っとキョロキョロ見ている原田に聞かれ雛菊は答える。
「………おめえら 何こんな奴と仲良くなってんだ」
ボソッ っと3人のやり取りを聞いていた永倉が呟き雛菊の方を見る。
「おい 女自分の立場はわきまえろ
例え 局長と沖田隊長がここにいる事を許しても全員が全員許したわけじゃねえ
俺もまだ許したわけじゃねえんだからな」