舞い誇る華
悪態をつく永倉にすぐさま藤堂は言う。
「おいっ その事はもう良いだろう!」
「そうだぞ ぱっつあん
これから一緒に住むんだ 仲良くしようぜ?」
永倉の言葉に俯いてしまった雛菊を庇うようにして言う藤堂と原田を見て余計永倉は苛々していた。
「うるせえ!! 俺はこの女に言ってんだっ」
「だからっ「………した」
藤堂が反論しようとした時 雛菊の小さな声が聞こえた。
その声で3人はいっせいに雛菊を見る。
雛菊は俯いていた顔を上げ今度ははっきりとした声で言う。
「分かりました
そうですよね?いきなり現れた訳のわからない奴にうろつかれるのは目障りに決まってます
でも だからと言ってここを出ていく訳には行かないです! 昨日も言ったようにあたし達だって訳分かんないですもん」
「そっ「ならっ!!」
永倉が口を開こうとした時雛菊は言葉を被せた。
「こうしません??」