杏里詩集ー1ー
ばいばい
「ばぃばぃ」
その言葉は切なくて。
もっともっと一緒にいたいよ
もっともっとあなたの表情(カオ)をみていたいよ
淡い銀色の光はあたしを照らしている。
「じゃまた明日」
電車のドアが閉まる。
あなたは寂しくないのかな
私の事好きかな
ぽろりとひと粒のしずくが
頬を伝うのを感じた
Pllll…
「泣いてるような気がしたから。ホントはダメだけど」
その言葉であたしは笑顔になる。
大好きだょ