杏里詩集ー1ー
もっと…。
どんなにメールしたって、
話をしたって、
笑顔を向けられたって。
もっと、もっと。
欲張りなあたしはそう思っちゃうの。
好きな人との、
年の差とか、
クラスの違いとか、
そんなの全部吹き飛ばしてしまいたい。
私はね。
君と一緒にいるだけで幸せなの。
君のその笑顔を見るだけで幸せなの。
不思議だよね。
君に伝えたい言葉はたくさんあるんだ。
そう、尽きないほどに。
まるで泉から湧き出る水のように。
『好きじゃないなら優しくしないで』
なんていうけれど、
好きな人にやさしくされると無条件で嬉しくならない?
それはあたしだけなのかな?
大好きなあの人があなたにやさしくしてくれた。
それだけで生きていけそうな気持ちにならない?
あたしは誰が何と言おうと、
君の優しさを無条件で喜べる人になりたい。
君が好きだよ。