どろっぷ☆らぶりー?
「あ、ちょっと!!」


先輩の声が講堂に響いた・・・。


・・・・・・
・・・・・・・・。


全校生徒があたしたちの方を見てる。

これじゃぁ、ここから入った意味がない・・・。

小さくため息をついて、振り返った。


「・・・何ですか?」


「いや・・・
 君の名前を聞こうと思って・・・
 思わず止めてしまいました・・・
 しかもあんな大声で・・・
 ごめんなさい・・・・・・」


必死に謝ってる先輩・・・何か可愛いなぁ。


そんなこと思ってたら先生がやってきた。

やっぱバレたか・・・。


「君は編入生だね?早く中に入りなさい。
 ほらほら、君は外だ」


そう言って先輩は外に閉め出された。
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