どろっぷ☆らぶりー?
「君・・・もしかして迷い猫ちゃん?」

「へ?!」


イケメン先輩が声をかけてきた。

髪は茶色で・・・やっぱかっこいいや。


「あ、いや・・・。君迷子でしょ?
 この学校広いから、毎年いるんだよね。
 中等部にも高等部にも・・・
 君みたいに、学校の中で迷う人」


そう言って笑った。


「編入生の入学式でしょ?
 早く行かないと、遅刻するよ?」

そう言って、あたしの方に近づいてきて・・・

パッと手を掴んだ。


「あ・・・や・・・・」

突然のことに驚いていると、


「ん?何?初日から遅刻したいの?」



笑顔な顔で言う先輩・・・・。



その声であたしたちは走り出した。
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