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頼れる人▼信side▼

過去

『信…くん、好きなの』
『―――僕もだよ。…じゃあ、付き合おっか』


今までの、俺。


『信!!この女は誰?!』
『僕の友達だよ。彼女っていう名前の』
『私は…?信…ひどいよ』
平然と何股もかけてきた。

本当に好きになった人なんて、いなかった。







それでも、今までで一度だけ、愛した人がいた。






『信…?』





俺の、義理の妹。

















―――璃昂。






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